IFRSとは、正式名称をInternational Financial Reporting Standards(国際財務報告基準)といい、IASB(International Accounting Standards Board:国際会計基準審議会)が設定している会計基準のことです。
世界中の企業が国際的にビジネスを展開しているなか、それぞれの国で共通の会計基準を採用することにより、情報の比較・分析が効率的に行えることから、各国の企業においてIFRSを導入する動きが進んでいます。2005年にEU域内の上場企業においてIFRSの採用が義務付けられて以来、現在では140カ国以上の国・地域においてIFRSが採用されています。
日本においても、世界の動向を受け、企業会計基準委員会を中心としてIFRSの採用に向けた議論が進められてきました。その結果、2009年度からIFRSの任意適用が開始されました。その後、2021年4月以降開始の事業年度から、IFRSに基づき制定された「収益認識に関する会計基準」が上場企業や大会社を対象に強制適用されています。また、2027年4月1日以後開始する事業年度からは、IFRSの主要な定めの内容が取り入れられた新リース会計基準の強制適用が開始するとされています。
IFRS強制適用の時期は未定である一方で、任意適用済み、あるいは任意適用予定の日本企業は、2024年12月末時点で計286社*、2025年11月現在で計292社*と増加していることから、今後もIFRSを採用する日本企業が増えていくことが見込まれます。
*出典:金融庁、東京証券取引所
海外に展開しているグループ会社が会計基準を統一させることにより、経営者が同一の基準に基づく数字をもってグループ全体の経営管理や財務上の判断を行うことができ、意思決定の迅速化が図れます。
連結決算を行なう際に、異なる会計基準間の差異を調整する必要がなくなり、グループ全体の決算・財務報告プロセスの効率化が図れます。
IFRSを採用することで、世界中のより多くの投資家にとって比較可能性が高い財務情報を提供することにより、資金調達の可能性を広げることができます。
IFRSを導入するにあたって、各海外グループ会社の現行の会計方針の把握や、IFRSに基づくグループ会計方針マニュアルの改訂、IFRSベースのアニュアルレポートの作成など、さまざまな局面において数多くの資料を翻訳しなければならない必要性が考えられます。
インターナショナル・インターフェイスでは、IR関連の資料の翻訳に数多くの実績を有しており、豊富な翻訳業務の知識を駆使し、IFRS適用の準備段階から、実際の導入時、導入後の毎期英文財務諸表の作成まで、各段階において必要となる各種書類の翻訳サービスをご提供しています。
また、米国公認会計士資格を保有するスタッフが常駐し、専門的な見識に基づく高度なサービスを実現しています。
![]() |
|